前回、ポートマフィアに襲われた敦たちですが、谷崎やナオミなど大ケガをしていたので心配です。
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第4話 「運命論者の悲み」
国木田もまた「最悪の事態」を恐れ、いつになく動揺をあらわにする。
お世話になった人たちに、これ以上迷惑を掛けられない――。
探偵社から出て行くことを決意した敦は、偽の依頼人だったポートマフィアの樋口に電話を掛ける。文豪ストレイドッグス 公式HP
70億円の賞金首
ベッドの上で目覚めた敦は傍にいた国木田に谷崎とナオミの無事を確認します。
国木田から無事ということを聞き、安心します。
敦の隣では谷崎が与謝野の治療を受けていました。
与謝野の異能力は「君死給勿」与謝野晶子が戦地に行く弟に送った歌として有名です。
現代語にすると「どうか死なないでください」などの意味があります。
もしかしたら、与謝野の異能力は傷を瞬時に回復できたりするような能力なのでしょうか。
気になります。
敦は自分が70億円の商品首になったことを改めて国木田から説明されます。
そのことに動揺する敦を国木田が注意しますが、彼の持っているいつもの手帖が逆さまになっています!
しかもメガネまでも頭の上において忘れている動揺ぶりです。
やっぱり、国木田でさえ動揺してしまうポートマフィアの実力は計り知れません。
そんな人たちが武装探偵社に乗り込んで来たらどうしよう、と敦は自分の所為だと自分を責めてしまいます。
ポートマフィアの黒蜥蜴
ポートマフィアの黒蜥蜴の百人長、広津柳浪は異能力「落椿」という能力を持っていて、触れたものを弾き飛ばしてしまいます。
威力はものすごく鉄パイプまでもをぐにゃぐにゃに曲げてしまいます。
こんな人が武装探偵社に乗り込んで来たら、と思うとあれだけ動揺していた国木田の気持ちがよくわかります。
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最悪の事態
ポートマフィアの強さを目の当たりにした敦は武装探偵社に迷惑がかからないようにと敦はポートマフィアの樋口に電話で武装探偵社は関係ないと伝えます。
これで安心だ、と敦は武装探偵社から去る決意をしたのです。
しかし、その電話にふざけるな、と樋口は黒蜥蜴に仕事を依頼します。
敦はそのまま荷物をまとめて武装探偵社を去ろうとしますが、去り際に国木田に呼び止められてしまいます。
それを振り切るように敦は歩き出しました。
その頃、依頼を受けた黒蜥蜴は立原道造と銀を呼び寄せます。
銀という人は知りませんが、立原道造という名前はなんとなく聞いたことがあります。
見た感じ強そうですし、今後活躍してくれるのか気になるところです。
武装探偵社を襲撃することにした黒蜥蜴は武装探偵社へと向かいます。
敦の気遣いはむなしく、武装探偵社は襲われてしまうようです。
黒蜥蜴との戦争
黒蜥蜴たちは正々堂々と武装探偵社を玄関から突入します。
そして、戦闘が始まってしまいました。あの部下たちの銃撃を避けることができのでしょうか。
とぼとぼと行く当てもなく歩いていた敦にも武装探偵社での銃撃戦の音が聞こえます。
音が武装探偵社から聞こえると気づいた敦は急いで駆け戻ります。
今頃、大変なことになっているであろう、武装探偵社に躊躇なく乗り込んだ敦が見たものは信じられないものでした。
あの最強っぽく見えた黒蜥蜴たちが全て倒されていたのです。
終いには全員を割れた窓から下へと捨てる暴挙まででています。
捨てているのは宮沢、かるがるとぽんぽん捨てていきます。
国木田が最悪の事態を懸念していた理由はなんと、襲われた時の後片付けのことだったのです。
まず近所に騒音について謝ったり、修理費、他にも…と考え込んでいる国木田に敦は良かったと肩をなで下ろします。
国木田は敦に「探偵社の一員なんだから、自分でできることをしろ」と叱ります。
その言葉に自分の居場所を見つけたような気がして、敦は思わず泣いてしまいます。
しかし、国木田は勘違いして「最近の若者は」と言っています。
必死で敦はそういうのではないと説明しますが、それがかえって国木田にはバツが悪くて言い訳しているように見えるみえてしまうみたいです。
今回、登場したポートマフィア黒蜥蜴。
見るからに最強でどうなることか、とハラハラしてしまいましたが、意外と弱くてビックリしてしました。
黒蜥蜴の広津柳浪という人の小説はまだ、読んだことないので、今度読んでみたいと思いました。
異能力「落椿」と元ネタである「落椿」とどんな関連があるのか気になるところです。
また、芥川が会いに行っていた人は何者なのでしょうか。私には、何やら有名な小説家さんのような気がするので、すごく楽しみです。
次回は私の大好きな小説家、江戸川乱歩が登場します。
すごく楽しみで来週が待ちきれません。
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